本日のマグネットはサイパンのものです。



今回のサイパン旅行記は
ぷっちん史上、超大作になると思います。w

全話長め時々重め…なので、
ポップな気分で読みたい方は
ここで閉じてね。
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今年のお盆休みの旅行はサイパンに決定キラキラ

エアがちょっと高かったので
ホテルは3泊で2万という激安を予約し、
あとはケチケチ生活で乗り切ることにして

指折り数えて出発日を待ってました。

ところが・・・。

8月2日深夜から3日未明にかけて
サイパンに直撃した台風13号の影響で
サイパンは一夜にして被災地に…。


オバマ大統領が大規模災害宣言の発令を出したほどで
島全体のライフラインが全て止まり
かなりの非常事態。

こんな時に行っても良いのかな?

観光なんて不謹慎なのでは?

散々悩んだ挙句、現地の方の
「こんな時だからこそ来て下さい」
というメッセージを見て

よし、行こう!

と決意したのでした。

しばらくするとデルタ航空から
夜便は停電の関係で欠航になったので
その日の朝便に振り替えられたとの連絡が来ましたダッシュ

20時55分発のエアが同日、朝の9時55分発に前倒し。
到着の当日も観光ができることになり、ちょっと得した気分

問題はね、宿泊先なんだ。
調べたところ、大きいホテルは自家発電しているので
通電してるって。

私たちは3泊で2万のとても小さなホテル。
大丈夫かな?

心配になって、予約したホテルに
メールして電話もしたけれど
一向につながらず、返答はなし。

藁をもすがる気持ちで
マリアナ政府観光局に問い合わせると
5日後に返答が!

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わざわざ現地のホテルまで
出向いて確認してくださったのです。

ただでさえ、大変な時なのにううっ...
マリアナ政府観光局の皆様に
随分と手間を掛けてしまいました。


けど、そのおかげで
ホテルはオープンしていると分かったわけで…。
感謝キラキラですね。


出発時間が早まったということで、
成田に前泊しました。



メルキュールホテル成田。
一人3400円だったかな。


中々快適キラキラ

次の朝、早起きして成田へGo~。

台風の影響は大丈夫そう。


無事にチェックインを済ませて搭乗しました。


全てが順調です。



しっかし、
デルタの機内食はすごくショボイね。


3時間ちょっとの快適フライトで
あっという間にサイパンに到着しました。


グアムだったら1時間程度待たされるイミグレーションも
まさかの5分で入国!



すでに荷物も周ってて
サイパンいいじゃん!
なんて呑気に言ってた。

この時の私たちはまだ
これから未来に起こることを
知る由もありませんでした


早速タクシーでホテルへ向かいます。
(空港からホテルのあるススペという街は
大体15ドル~20ドル。)

今回の宿泊施設は、ホテルというよりはモーテルっぽい
『サンパレスホテル』です。

3泊2万円。
何度も言うけど激安!!


ホテル紹介はぷっちんの山場だね。
ってことで、
室内に入ってみましょう。


中々広いです。


大きめのベッドですね。

こちらはバスルーム。

歯ブラシも毎日新品にしてくれたし、
1人3,000円なら良いのではないでしょうか。

今回の台風の影響はというと、

自家発電があって、電気は通っていたけれど
政府観光局からのメールの通り、計画停電がありました。


通電している時間は、
朝6時~8時
昼12時~14時
夜22時~深夜3時


この時間以外は
電気のみならずお水も出ません。
もちろんエアコンは止まるし、
おトイレも流せない。


通電している間に
速攻でバスタブにお水を溜めておきます。

ペットボトルにも水道水を入れて
手洗い用に保管。

それはそれは
不便で仕方なかったのですが
島民の人たちは
計画停電どころか
もう何日もライフラインは断たれている状態。
お水も電気もガスも
全く無しの状況で暮らしています。

みんなもっと苦労してるんだから
不満なんてもちろん言えません。
宿泊させてもらえるだけでもありがたい。


停電の時間帯は室内はサウナのように暑いので
サイパンの一番の繁華街である
ガラパンへ避難します。

まずは、サンパレスホテルから
別のホテルまで徒歩で移動です。
炎天下の中、15分歩く。かなりキツい。

だけど被災地となった今、
レンタカーは厳しいので歩くしかないかお
汗だくになりながら、なんとか前に進む。

その間の道すがら、
倒れた木や電線が目に飛び込んできて
どれだけ台風の被害がヒドかったか分かりました。






根っこから引きちぎられている樹木。


落ちたヤシの実。


やっと、ワールドリゾートホテルに到着。

サンパレスホテルとは全然違う
立派なホテルですね~。

実はこのホテルから、
繁華街のガラパンにあるDFSまで
無料シャトルバスが走っています。

1時間に1本だけど貧乏夫婦にはありがたいサービス。

ちなみに、大型ホテルに宿泊している方は
DFSまで無料でタクシーを出してくれるそうですよ。

約10分程度でDFSへ。

少し中で涼んでから、
今度はフィエスタホテルに向かいます。
忙し~い!

フィエスタホテル前のビーチにある会社に
マニャガハ島ツアーの予約にし行くため。

ここのSakuraというツアー会社。

マニャガハ島とは
北マリアナ諸島にある無人島で、
日本人の観光客はほぼ行くところ。

色々と調べた結果、
こちらのSakuraで予約するのが
一番安くて便利だということでした。

その詳細は明日のブログで書くとして…。

無事に予約も完了し、
街をちょこっと散策した後、
またシャトルバスに乗って、例のワールドリゾートホテルに戻ります。

今後、このホテルはキーワードになるので
頭にインプットしておいてください。w

ホテルに到着すると、
サンセットがあまりにきれいで
ここが被災地だって信じられなかったな。


World Peace!!


ぼちぼち夕飯の時間になったので
ワールドリゾートホテル横にある
ベトナム料理屋さんへ。

Truong's
ここ、かなりの人気店。

あげ春巻きの評価が高いです。

野菜に巻いて食べたら
本当においしかったな。

あとはパッタイをオーダー。


こちらも美味でした。

お腹もいっぱいになったところで、
サンパレスホテルまでの道を戻ります。

ご存じのとおり
島中が停電しているから、
街灯もお店の明かりもない
まっくらな道をひたすら歩く・・・。

ちょっとだけ辛かった。
あと2泊、こんな感じで
炎天下の中と明かり一つ無い道を
何度も往復しなきゃいけないんだって思ったら…。


島の人たちの暮らしに比べたら
こんなの屁でもないよね、分かってる。
でもなんだろね。
気分が沈んでたんだ。


真っ暗な道を、切れた電線に気を付けながら
ずっと下向いてとぼとぼと歩いてたわけだけど、
急に旦那が

「ねー!!上見て!!」

と。

見上げると満点の星空。
プラネタリウムばりの星数だった。

何かを失うと、何かを得るってホントだね。
停電してなかったら見えなかった景色。
下ばっかり見てたら気付かなかったこと。

iPhoneを懐中電灯にして、なんとかホテルに到着すると
22時前でまだ電気は点いてない。

ロビーには
ろうそくの明かりでカードゲームをしているフィリピン人、
横になってる韓国人、そして
陽気に歌うホテルスタッフが。

なんだろ、この空気感。

なんくるないさー。

そんな感じ。

日本人はこういう時、
すっごく精神的に弱くなるよね。

私もすぐ凹んじゃう一人。
計画停電だけでも、帰国したいって思っちゃった。

炎天下と暗闇を歩いて被害者ぶってたかもな。


でもサイパンの人たちはなぜかみんな笑ってた。

環境が改善されるのを待つような
他力本願だけではなく
その時の環境や状況に自分を合わせていくのがとても上手。
こんな時に歌なんて歌える?

ほんとだったら歌えないよね?すごいことだよね?


日本人にはちょっと難しいことだけど
見習ねば…と思ったな。


暫くロビーにいるスタッフやゲストと談笑。
停電じゃなかったら絶対しなかったことで…。
こういう状況だからこそ、
人の強さや、つながりやあたたかさを感じることができる。


そして
22時に電源オーーーーン!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


その時の全員の喜びようってばない。

みんなハイタッチしながら
それぞれ、自分の部屋に帰っていった。


私たちも、次の停電に備えて速攻お風呂に入り就寝。
こんな感じで1日目はなんとか終了しました。