マグネットぷっちん★旅行記とご当地マグネット

旅行記とその旅先で購入したマグネットをご紹介。

カテゴリ:▼北アメリカ マグネット > サイパン

今日ご紹介するのは
引き続きサイパン島のマグネットです。

ハイアット内のショップで購入しました。


3泊4日の旅行のハズが
なぜか6日目の旅行記。

理由は過去5日分の日記を読み返してね。
サイパン旅行記①
サイパン旅行記②
サイパン旅行記③
サイパン旅行記④
サイパン旅行記⑤
サイパン旅行記⑥

サイパン国際空港で
新たなチケットとホテルバウチャーを受け取り、
この日宿泊するワールドリゾートホテルへ。

一番初めに泊まったサンパレスホテルから、
このワールドリゾートには何度も歩いてきてました。

数日前の話なのにすでに懐かしかった。

でもまさか、

またここに戻ってくるとはね。
運命だったのかね?


珍しく問題もなくチェックイン完了。

こんなスムーズなのは久しぶりな気がする。

部屋に入ってみたら…。

今回の旅行で初!!
テンションがあがった。w


1泊280ドルのデラックスルームだって。

初めに泊まったサンパレスの3泊分(2万円)より高い。w

一眼レフで撮影したのも3日ぶりだなー。

少し気分が戻りつつあったのかも。

ワールドでは、もちろん計画停電もありません。


好きな時間に
好きなだけお風呂に入っていいんだよ。

当たり前なのに
そんなことですら、幸せ感じる。

オーシャンビュー!


バルコニーからの眺めも

びっくりするほど素敵で。

今まで辛かったのは
ここに繋がるためだったのかな?
とさえ思う。


ってか最初からここに泊まっていれば
サイパン旅行はこんなに凹まなくて済んだんだね。


ワールドリゾート前にある
ジョーテンスーパーで
水着やら下着を購入しました。

ほら。私たちって
旅行で服を全部捨てちゃうでしょ?
延泊の3日分のなんて準備してなかったワケよ。

痛い出費!


だけどせっかくワールドに泊まれたのに
海に行かないなんてもったいないからね。
楽しむ努力は大事。

ワールドリゾートに隣接する
ウォーターパークで遊ぶ。

浮き輪にぷかぷか浮かびながら
流れるプールを無心で2周する。


「ただ流されよう・・・」そんな気分。


テンションあげる努力をするけど
簡単に軌道修正なんてできないっていう話。


部屋からのサンセット。

これがサイパンから見る
最後の夕日を信じながら…。

ここ数日、本当に辛かった~。


明日は飛べるのかな?
またダイアンに「No」って言われるのかな?


自己防衛機能が勝手に働いて
最悪の事態が起きた時の
自分の気持ちを常にシュミレーションしている。

もう5回も欠航になってるんだよ。
さすがに、思考をポジティブにするほど強くない。

夕飯はやっぱりまたベトナム料理。w
どこへ行こうか・・・考えるのも面倒くさくて。

とりあえず胃に入れればいいし。

フォーを注文。
残念ながら、麺がのびてて味が薄くていまいちの味でした。


こちらは旦那がオーダー。

脂っこすぎて私は一口で断念。


この日初めて、
計画停電の恐怖を感じることなく就寝しました。

最終日インコ

朝一でホテル前のビーチへ。

台風一過で晴天。

ビーチがこんなに近いとは!



最後くらいは満喫しないとね。

貧乏性bake

たくさんのお魚とまた泳ぐ。

旦那は2メートルくらいの
エイを見たと興奮気味。

エイが居たことより、
久々に心から喜んでる旦那を見て救われる。

ここ数日、2人とも廃人のようだったからね。


台風16号がすぐ後ろに押し寄せてたんだけど
気づいてないふりしといた。

とりあえず午後のフライトのことは考えず、
今を楽しもう。


シュリンクしちゃった心が
海で正常に戻っていく。


自然のパワーたるや。


サイパン旅行も
全然悪くない気がしてきた。

最後の最後に、
良い思い出ができて良かったな。


街の信号にも電気が戻りました。

明日は大丈夫そう。(台風が来なければね。汗)


最終日のランチ。

ワールドリゾート前の韓国料理屋さんです。

韓国人に人気のレストランでした。


ランチボックスで9ドルとかだったかな。

カルビセットにしました。
ほとんど残しちゃったけど、美味しかったですヨ~。

そして、ついに空港へ向かう。
デルタカウンター。

もう見るのも嫌。爆

朝6時の便と、臨時便7時の便は
無事に日本に到着したって。
台風16号も、今日は大丈夫みたい。
良かった。


カウンターへ行くと、
振り替えられた人たちの航空券がすでに印刷されていた。

窓口担当が私たちの名前を探す・・・。

ない。

心臓がバクバク。

もう本当に、無理だからね。
今日飛べなかったら、私ここで倒れるよ・・・。

5分ほど待たされて、チケットが発券された。


憧れのチケットゲット!

でもなんでそんなに時間がかかったんだ?
デルタはドSですかね?

ここで欠航証明書を発行してもらう。
旅行保険で何かがカバーされるかもしれないから。

ところで私は
本当に帰れるんだよね?
私の中では帰国できる率はまだ50%だった。

ダイアンはカウンターに居なかった。
最後に会いたかったけど。

出国ゲートへ早々向かう。


出国も無事できた。



そしてまたココ。



いつもなら気にも留めない
日本~サイパン便が無事に飛んでいるかサイトで確認。

この折り返し便で帰るんだもの。
来なかったらもうThe Endってことでしょ?


無事に飛んで来ていることを確認。
帰国できる率が50%から70%まで上がる。

あ!オスプレイだ!

写真は撮ったけど、
自分のフライトのことしか頭になかったな。


暫くして、日本からのデルタ便が無事に到着~!

ここで帰れる率80まであがる。


ついに搭乗時間がやってきた。
そこに居たのはなんとダイアン。

最後の最後に憎い演出だな~。
さっき、カウンターに居なかったのに。w

搭乗券をダイアンに渡し、

ダイアンはバーコードを読み込ませる。

ピピピーーーーーー

と赤いランプが点いてエラーになった。

え、え~!勘弁してよ~。
ダイアン、ガチ疫病神!


ビクついてる私をよそに
もう一度、バーコードを読み込ませる。

今度は無事に通った。

私は
「いろいろありがとね、ダイアン」
とお礼を言った。

ダイアンはそれどころじゃないみたいで
「はいはい。Have a nice flight!」
とあっさり。

それこそ、ダイアン!
ぶれなくっていいよ。

カスタマーサービスの同情で勝ち取った非常口の席。w

しかも、多少は気を使ってもらったのか
隣の席は空いてた。らっきー。

後ろの日本人ギャル軍団が
「えー!この飛行機、個人のテレビがないの~?やだー」
とか呑気なこと言ってやがる。

モニターなんていらねーよ。
帰れるってことは「当たり前」じゃないんだぞ!
この3日間、私に起きたことを3時間かけて話してやろうか?ww

プリプリしながら、席につくマグネットらばーちゃん。

離陸するまで窓から
「Welcome to Saipan」の文字を見つめる。

もうWelcomeされたくない。
日本に帰らせてください。お願いします。
ひたすら祈った。

しばらくすると、

あ!
とっ、飛んだ~!

ここでようやく安堵できて
泣きだしてしまった。
緊張の糸がやっとほぐれたんだ。

旦那が
「みんなが変に思うから泣かないで」
って隣で言ってた。
変な人に思われても構わないよ。


そして、機内食。

ここ何日かで一番おいしく感じたかも。


3時間後、日本が見えてきた。

本当に帰ってこれたんだ。
ううっ泣き3

ただいま~っ!


本当の本当に
日本に到着です。


ご飯も全然食べられなくて
帰国直後に体重を測ったら164cmの身長の私が
44キロまで落ちてた。

病人に見える上、すぐリバウンドするデルタダイエット。

だけど生死をさまよったわけでもない、
大損をしたわけでもない。
こんなの大した出来事ではないだろう。
「激動」と題した割に
全然物足りなさを感じるかもしれない。

でもしょうがない。
辛かったんだから。。。
ぷっちん史上では、激動だったんだもん!

今回、学んだことは
情報を早めに入手して、即行動が大事だということ。

15日の夜、デルタカウンターで並んでいた時、
ある日本人男性は
ハイアットに宿泊できて
デルタの機内食や水をもらっていた。

なに?あの特別待遇って思ったけど
彼は私の一歩先を行ってただけだったのだ。

私も2回目は、早めの行動が功を奏して
ワールドリゾートを予約できたわけだし。

肝に銘じよう。

そして、他に学んだことは何と言っても、
サイパンの方々の大らかさ。

辛いからと思い悩んでいても仕方ない。

『心配するな
なんとかなる。』

ってこと。

そうだね。
状況を受け入れて
すぐに参ってしまわないように。

色々勉強になった結果オーライな旅でした。
サイパンの方々に感謝です。
そして、この長いブログを読んでくれた皆さんに拍手パチパチ


でも、最後の最後の最後に一言だけ言わせて。w





サイパンはもうこりごり。

お・わ・り


※全7話。全てノンフィクションです。


本日のマグネットはサイパンのものです。



またニモ。
野生のニモをまだ見たことないんだ。

いつか見れるだろうか…。

-------
もう思い出すのも辛い旅行記。
何日目だ?

5日目か。

3泊4日のステイの後、
マシーントラブルでフライトが欠航。
んで5日目には台風が来ているということで
またまた欠航となり、
6日目に帰国するハメになりました。

17日出社できないと上司にラインline

友達と食事の予定が2件入ってて
そちらにも参加できないと連絡LINE

みんな、
「ロングバケーションになったね~。楽しんで~」
だって。

そりゃ、そうだよな~。
この状況は分からないよな~。

精神状態ボロボロだけど…。
台風で外出れないけど…。

「そうだね。ありがとう」
と返す。

5日目の朝はビクトリアホテルで目覚める。

繰り返しますが、
台風が来ていて
こんな晴天ではありません・・・。


計画停電は
サンパレスホテルより過酷な状況。

朝6:00~7:00

昼12:00~14:00

夜19:00~21:00


朝は1時間のみだし、
真夜中は止まってるので

熱帯夜になる。


カーテンを開けると
台風がちょうどやって来ていて
最悪な状況。

外なんて出れたもんじゃない。



お土産用で買っていたお菓子や食料で
お腹を満たす。

エアコンは使用できなかったけど
雨と風が温度を下げてくれていたので
なんとか部屋にいることができた。

台風の目に入ったタイミングで
近所のミニスーパーに駆け込む。
お水は無事ゲットーー!

過酷。
まるで修行のようだ。

でもあと1泊。あと1泊で帰国だから
頑張ろう。

夕方までホテルに居て、
雨が少しおさまったところで、
ハイアットホテルまで走る。約3分ほどの距離。


ハイアットから、
例のDFSまでのシャトルバスが走っているから。

本当だったらココ、大爆笑するとこなんだけど
もう、笑えないよね…。

いつものメンバーがソファに座ってた。

フリーWi-Fiでしばらくネットサーフィン。
検索するのはTwitterで
「サイパン 欠航」
とか
「サイパン 台風」
とか。w

同じ気持ちの人を見つけて
ちょっと安心したかったのかな。

夕飯の時間になって
DFSの裏にあるチャイニーズレストランへ。

チャーハンと青椒肉絲。

正直、美味しいのかまずいのか
全然分からず・・・。
食欲はないし、下痢してるし、
もう放心状態だったから無理もない。

ってかこの時、よく料理の写真撮ったよね。w

食べ終わったところで暴風はおさまっておらず
ビクトリアホテルまでタクシーを利用して戻る。
5ドル。

19時~21時の電気が使える時間に
お風呂やパッキングをすすめ、
計画停電に備える。

21時ぴったりに、電気も水も使えなくなる。

廊下にあったろうそくを拝借しちゃった。

こんな小さな明かりでも
なんとか暮らせるものだね。

本来ならもっと
ロマンチックな空気になるんだろうけど…。
それどころじゃない。

お互いを励ましあいながら、

なんとか乗り切ろうと頑張る。


そしたらね。

そしたらさー。

デルタから、

まさかの、

悪魔のメールが来たんだよ。

「あなたの明日のフライトは
オーバーブッキングのため
次の日に変更になりました」


・・・・。


嘘でしょ?

嘘だと言ってくれーーー!


ここでね、
マグネットらばーちゃん

精神崩壊入りましたーーー!

これって何?私にシネと?

それともサイパン人になれってことー?


意味不明なことを口走り始めました。

なんだ?サイパン人って。www

その後、暫く放心状態で居たけど、
ここで落ち込んでたら負けって思った。
んで、誰と戦ってるの?わたしは。

速攻、デルタに電話して
朝7時のフライトは早くて辛いから

16時半に変更。
席もちょっとアップグレードしてもらいました。

さすがにカスタマーセンターの人に同情されたよね。w

並行してホテルにも片っ端から電話。
空いている部屋を先に予約しておこう。

ところが、ほとんどが相も変わらず満室って。
状況が変わるのは、予約センターが開いた
朝9時以降だと言われました。
不安なまま、とりあえず就寝。

いつもは寝つきが悪く
寝るまで1時間はかかる私が1分で熟睡。
多分、現実逃避だったんだと思う。


1日経って次の日。
朝一からホテルめぐり。

ハイアット、フィエスタなど
ビクトリアホテルから徒歩圏内のホテルに直接出向き、
「空室はあるか?」と尋ねる。

全部No!!

次の策。
ガイドブックに掲載してあるホテルに
片っ端から電話を入れた。

20件に満室だといわれる。

それでも電話を続けるマグネットらばー。

すると
あるホテルに空室有りと!


「デルタのバウチャーで泊まれますか?」
と確認すると
(以下、ピンク文字:マグネットらばー  黒Bold:ホテルスタッフ)

「私たちはデルタバウチャーを受け入れてません」

マジか。

やっと空室が出たのに。
落ち込みがぐっと胃に来る。

でもここで諦められないよ。

「おととい、あなたたちは
デルタバウチャーをアクセプトしたのに、
なんで今日はダメなんですか?」


実はこれはハッタリ。
一昨日のことなんて知らない。
もう口から出まかせだよ。

「ちょっと待って。上に確認するから。」

暫く待たされた後、
「いいわよ。あなたの予約を受けるわ」

やった!
Thank God!!

安堵して、その場に座り込んでしまった。

そして問題の・・・
どこのホテルを予約できたか?
ですが、
実はここです。

そう。

ずっと隠れキーワードとして書き続けた
ワールドリゾートホテル~。


涙出る。

その後、ビクトリアホテルをチェックアウトし、
スーツケースを持って、空港へ向かいます。

航空券の変更と
ホテルバウチャーをもらうため
にね。


スーツケースは

ひょっとして帰国できるかもしれないと思い、

念のため持って行きました。


ちょっと早めに行くと、
すでに2組が前に並んでた。

13時ちょっとすぎに、
私たちはカウンターへ。
とりあえず何も言わずチケット渡す。


そしたらね。
その担当のおねーちゃんが
「荷物は1つ?この台に載せてくれる?」
って。

ん?荷物?

言われた通りにスーツケースを台に載せると、
彼女はなぜか何も言わず
チェックインの作業に入っていた。

荷物にバゲッジタグを貼って、
私にその半券を渡す。

「あれ?今日のフライトの席、あるんですか?」

と訊くと

「ええ。ありますよ」

と。

まさかの~!!!
帰れるんだーーー!

旦那とガッツポーズ。

目をキラッキラさせながら、
航空券が印字されるのを待つ。

ところが、5分経っても、
10分経っても出てこず、
その担当の女性の周りに
スタッフがわらわらと集まってきた。

なにごと?


「プリンターが壊れちゃって…。
後ろの方でちょっと待っててくれる?」


そこから20分待たされた後、
私たちの前には
あの!あの!
ダイアンが立っていた。

そして彼女の開口一番が、
「I aplogize・・・(ごめんなさい)」


あとは聞いてない。
I aplogizeでもう分かったから。


あゝ。
だよね。
そうだよね。

やっぱり私たちのフライトは今日じゃなかったんだ。

なんだろ。


だったら、初めから

席があるなんて言わないで…。
バカバカバカバカ!!!


もう立ち直れる気がしないよ。


運命の神様はここ何日か
一回、てっぺんまで上げて
一気にズドーンと奈落の底までつき落とすのご趣味のようで。


ダイアンは淡々と私たちのチケットを発券する。

中身を確認すると、
前夜に私たちが電話で16時半のフライトに変更したものが
朝7時に戻っていた。

「これ、違うよ。私たちは16時半のフライトで…」

そこにすかさずダイアン、カットイン!
「だーかーらー。オーバーブックであなたは
明日に変更になったのよ!分かってないわね!!」


「そうじゃなくて!私たちは昨日電話をして
16時半発の良席に変更してもらったんです!」

「はー(溜息)。オーバーブッキングだって言ってるの!」

皆さんは、意味分かる?

8月17日16:30

8月18日 7:00am

8月18日16:30 ←イマココ

私たちはもうとっくに17日のフライトは諦めてて
18日の午後便で帰るってダイアンに伝えているところです。

ダイアンは私たちがクレーマーだと思い込み
私が「17日16:30のチケットをよこせ」
と言ってると勘違いしているのです。

ついに私は、英語ではなくて日本語で切れた!
「だから、あ・し・ただってば!(日本語)」

するとダイアンがびっくりした顔して
「what?アシタ?(日本語)」

ダイアン日本語話せるんかいな。

「そう、あ・し・た!
明日の16時半!(日本語)」


そしたらまさかの笑顔を見せたダイアン。


日本語だといきなり良い人になった。
ズコって感じ。


こっからまた英語に戻る。

「それでホテルバウチャーをもらいにきたんです!!」


「はー(溜息)。私たちは
ホテルを必死に探そうとしてるけど
今はまだないから…。」

「そうだと思って
もうワールドを予約してます」

「え!そうなの?予約してるの?

まさかお金払ってないでしょうね?」


払ってないよー、もう(♯`∧´)

さすがにもう学んだっつーの!


ダイアンはワールドに電話をし

私の予約が有効か確認が取れて、ホテルバウチャーを発行。


最後にもう一度、ダイアンは私たちに謝った。

なんだかこの日は
彼女がそこまでデビルには見えなかった。
初めから日本語で話せば良かったのだろうか。

無事に・・・?
無事じゃないけど、
まぁ無事に、航空券もゲットして
ワールドリゾートホテルにチェックインしたのでした。

あー疲れた。

私の帰りのフライトは、今のところ
こんなに変更になりました。( )内は欠航理由

8月15日 6:00am発 (停電)

8月15日16:30発 (マシーントラブル)

8月16日 16:30発 (台風)

8月17日 16:30発 (オーバーブック)

8月18日 16:30発 ←イマココ


欠航のフルコース体験中!

こんなんあり得る?

本当に限界だってば、もう。


本日ご紹介するのはサイパン島のマグネットです。

厚みがあって実物はもっと素敵☆


さてさてさて。

4日目のサイパン。
飛行機がマシーントラブルで
飛ばないってアナウンスのところからね。

私はまだ機内に居ます。

アナウンスで、まずは
アメリカ市民から降機が許されました。

そして、JTBとかツアー参加の人が降りて行きました。

その後、ESTAを持っている人が続きます。
私はESTAを持っていましたが、
持っていない旦那に合わせて一緒に機内で待機。
別の便で帰ることになったら面倒だしね。

残りは
出国カードを返却してもらった人から降機。

またサイパンに入国しちゃったよ。

ツアーの人たちは、
大型バスに乗って早々空港を出てた。
航空券も宿泊施設もツアーがアレンジしてくれるんだって。
こういう時、楽でいいな~と。

私たちは個人旅行なので
チケット振り替えのために、デルタカウンターに並びます。

アメリカ市民、ESTA保持者の後で
随分、出遅れたので
私たちはかなり後ろの方・・・。

何時間待つのかな。
そして、どうなっちゃうのかな。

デルタスタッフと
どんな会話をしているか
一生懸命読み取ろうとする。

1グループ大体10分~30分くらいかかっている。

初めに出たアメリカ市民らしき人たちは
すぐに空港から出て行った。

その次に並んでいる日本人は
後ろに行けば行くほど、
不満そうな顔をしてカウンターを離れていく。

不安。

何が起きてるのだろう。

暫くすると、後半の乗客は
デルタ職員から、
機内用の枕とブランケットを渡されていた。

Oh,
my
fu*king
God!!


それって。

それって。

空港で寝ろってことでは?


3時間ほど待った後、
いよいよ私たちの番に。

カウンター担当は中堅どころのダイアン。

こんな感じの人。

彼女はそれまでの3時間で
お客にコテンパンにやられたんだろう。

もう、ひどい顔をして
口調も荒くて
客の私たちに、かなり高圧的だった。

「エンジントラブルでフライトは欠航よ。
次のフライトに振り替えるから
チケット出して!」

態度の悪さにイラっとしたけど、
落ち着いてチケットを渡す。

そして彼女は続ける。
「明日も台風で欠航になったから、
次のフライトは明後日よ。」

「え!?!?!?! あさって?
今日明日、私たちはどうすればいいの?」

と私は尋ねる。

ダイアン:
「ホテルが満室でこちらでは用意できない。
あなたが自分で探したら、今日分はデルタが払う。
見つからなかったら、空港で寝るしかないわね。」


マグネットらばー:
「え?ホテルに泊まれないの?」

「だーかーらー
どこも満室で取れないって言ってるでしょ?
ちなみに明日のフライトは天候が理由だから
ホテル代、デルタは負担しないから」

(マシーントラブルの場合は宿泊代や足代が出ますが、
天候が理由の欠航は一切出ません。)


ダイアンの態度は最悪だけど
ここでなんとかしろって言っても
どうにもならない。

新しい航空券、
そして枕とブランケットを握りしめて
不安な気持ちのまま、窓口を離れる。

ホテルを見つけたら払ってもらえるんだよね?
どのホテルでも良いって言ったよ(金額制限もなし)。

すぐにホテルを検索するも
ダイアンの言うとおり、
サイパン中のホテルはほぼ満室だった。

復興作業中のアメリカ軍や
不便な思いをしているサイパン市民に
ホテルが部屋を開放してるので
本当にホテルに空室がなかったのだ。

空港で2日も寝泊りするのかなぁ。

そんなのいやだよー。
絶対無理だよー。

運とタイミングが悪すぎた。

ホテルがないってさ!!

でも諦めずに、片っ端からホテル空室検索を続ける。

そしてついに!
agodaというホテル予約システムで
ビクトリアホテルに空室を発見!!

他の人に先を越されるのでは?
と焦りで手が震えるのを必死に抑えながら
なんとか予約完了

2泊で4万円。
パニクって、2部屋予約してた。汗
まぁいいや。デルタは空きがあれば払うって言ってたし。

予約確認のメールを開きつつ、
またダイアンの元に戻る。

マグネットらばー:
「ビクトリアホテルの予約が取れました。
ホテルのバウチャーください!」


メールを見ながらダイアンが放った言葉。
「agoda?あなた、事前にカードで支払ったの?
それは対象外よ!!
さっき言ったじゃない!!
『ホテルを見つけたら私たちに知らせろ』って。
私がホテルに直接電話して予約しないと払えないわ。
あなたのホテル代はデルタは払いません!」

はっ?
もうキレていいっすか?

マグネットらばー:
「予約しちゃダメなんて一言も言ってないよね?
先払いしたら払わないなんて聞いてない。」


ダイアン:
「(呆れ顔で)だから、払えないんだってば。」

マグネットらばー:
「それほおかしい。一泊分は払うって言ったんだから約束は守ってよ。
私はagodaの予約をキャンセルするから
あなたはビクトリアホテルのバウチャーを発行して。
あとは私がホテルに直接交渉するから。」


ダイアン:
「OK! OK! 
でもビクトリアがデルタバウチャーを
受け取るかは私は知らないからね!

バトル。
多分怒りで声が震えてたと思う。

100名くらいがホテル難民のこの環境で
空室を見つけてすぐに予約しなかったら
誰かにとられておしまいじゃないか。
そんなの不可能だよ。

半べそかきながら、バウチャーが発行されるのを待つ。

すると、後ろの方で
「何時間待たせるんじゃ、ゴラー。
こっちはタクシーに3時間も待たされとんじゃ!!(日本語)」
という日本人男性の怒号が。
小さな空港にしばらく響き渡る彼の怒り。

あ、キレてる。
私よりもっとキレてる。

カウンターで数時間も待たされ、
そのあと、タクシー待ちで約3時間も待たされているらしい。

私の窓口担当ダイアンは
その直後にポリスを呼んで言い放った。

「デルタはできることは全てやっている。
なのに忍耐強くない客がキレてるから、
次に騒いだら何とかして。
彼らの対応にこっちだって疲れたわよ。」

何とかしてとは、イコール捕まえちゃってってこと。
サイパンといえどもアメリカなので
少し騒いだだけでもすぐ留置所行き。

デルタに対して
ハラワタ煮え繰り返る。
忍耐強くない客?
疲れた?

ふざけるな!!

もう本当に腹立たしかった。

でも人のことにかまっていられない状況。
彼が捕まらないことを願いながら、
バウチャーが印字されるのを待っていた。

後日談だが、
キレた彼は捕まることなく
無事にホテルに行けたそうだ。

実は私たちは、別日に
彼を乗せたタクシーに偶然乗り合わせ、
運転手から事情をきくことができた。

デルタから保証されてるタクシーチケットは
1人10ドルまでと制限がある。
彼らはカップルだったから20ドル分持っていた。

ところがキレた彼が予約したホテルは
空港から片道50ドルの距離にある。

つまりだ。
タクシーの運転手は、50ドル取れる距離を
20ドルで行かねばならない。
さらにデルタのバウチャーはすぐに換金されず
何枚もの申請書を提出した2ヶ月後に
運転手に振り込まれる。
なんとも面倒な上に
商売あがったりな作業。

キレた日本人は初めから、
何時間も避けられていたというわけだ。

ほとんどの運転手はやってられないと
仕事をボイコットして
家に帰ってしまったそうだ。

私は運転手に
「あなたは行ってあげたんだね?」
というと

その運転手は
「彼らも困ってたからね。
こんな時だからこそ助け合わないといけないと思って、
僕は行くことにしたんだ」

泣ける。
キレちゃった人の気持ちも分かるけど
どうか、運転手たちの事情も分かってあげてほしい。

そうだ。
全部はデルタのせい。

送ってあげたあの運転手に
素晴らしいことが起きるように願うばかりだ。


そして話は私のことに戻る。

とりあえず、バウチャーは発行され、
ビクトリアホテルへ向かった。

この写真は最終日に撮影したので明るいが
実際はもう22時で真っ暗。
台風のため、雨風が強い。

ホテルには空港で見かけた顔があった。
日本人の男性グループ。
その先客がすべてデルタバウチャーの説明を終わらせてくれているだろう。

私たちの番になって、
自分の名前を言ってチェックイン。

すると、

「ごめんなさい。あなたの予約は確認できないわ」

え?さっきAgodaで予約したけど。

「この停電でagodaとうちのシステムはつながってないのよ。」


それを聞いた旦那が、膝から崩れ落ちた。

真っ暗で台風の中、どうすれば良い?
他のホテルはもういっぱいだし。

半泣きで私は言う。
「ほんの一時間前に予約したから
まだ反映されてないだけかもしれない。
私たちはもうお金も払ってます。
ちなみに部屋はありますか?一泊でも良いです。」


ホテルスタッフは裏から予約表を持ってきて
暫く考え込む。

なんとかギリギリ調整し1室用意してくれた。

ハ、ハハハ、
ハハハハハハ。

なんとかなった。

旦那はもう一度空港に戻るしかないと
考えていたようだ。

デルタバウチャーに関しては
「明日、ボスに確認しないと使えるかは分からない」
と言っていたけど、
例え自腹になってしまっても
ここに泊まろう。いや、泊まりたい。

最後までこのホテルが残ってた理由は
停電でデルタからの電話を取れなかったから。

実はビクトリアでも計画停電があったのだ。
まさか、停電に助けられるとは。

色々助かった。
本当に助かった。

14時に空港に着いてから約8時間。

もうぐったり。

でもまだ、仕事は残ってる。
Agodaにキャンセルの電話をしないと。

2室も予約しちゃったから、
1室の2泊分と
もう1室の1泊分をキャンセルする必要がある。

キャンセルポリシーなんて読む時間なくて
ルール分からずとりあえず電話。

中々この事情を理解してもらえなくて手こずったけど
すぐ電話をかけたのが功を奏したようだ。
一泊一室のホテル代だけ自分たちで支払うことになった。(40,000円→11,000円)

どっちみち天候理由の欠航はホテル代は自腹だったから、ギリギリのとこで結果オーライ。
(ちなみに2泊目はデルタバウチャーで払えることになった。)

あゝ
なんて日だ!!

あと2日もサイパンに居ることになるなんて。。。

つづく

今日はニモ(クマノミ)×サイパンマグネットをご紹介。

実はね。
この胸ビレのところが
折れちゃってるんです。

残り1個だったし、
99セントだったし、
いつか捨てられちゃう運命ならば・・・と
救出してあげました。

こいつ、中々かわいいです。

さて。
サイパン旅行記もついに最終回。
いよいよ帰国です。

16時半のフライトだったので、
朝は前日と同じパターン。

カノアリゾートホテルまで
炎天下を歩いて行って、


シュノーケリング。

人が少ないのでのんびりできます。

撮影した別日は曇りでしたが、
シュノーケル中は晴天。


お陰で真っ黒くろすけです。

I love Saipan

絵があんまり綺麗じゃないね。

ビーチに居たこいつ。


鳥星人?

なんだかよく分からないけど、
この台風でも唯一倒れなかったのだそう。。。

「奇跡の鳥星人」
とか、パワースポットとして
メジャーな観光地になってそうだな。爆

またオカダヤさんでスパム握りをゲットし、


美味しいと有名なWinchell'sの
クラムチャウダーもお持ち帰り。



店内は真っ暗でした。

それでも頑張って営業!

あ、コーヒーカップに入れるのね。w


美味しそうなスープです。

これを15分間持って歩くのがダルかったので
近くのベンチで頂きました。

スパム握りは安定の美味しさだったけど、
クラムチャウダーは煮詰まってて
めちゃくちゃ濃かった。

味は良いのにもったいないな。

そして通電する12時にホテルに戻ります。

レイトチェックアウトをお願いしてみると
さすがにこんな状況だからか、
サービスで1時間半滞在させてくれました。

今となっては懐かしい
ホテルから見える野球場の風景。


ここも台風の被害がひどく
アメリカ軍が毎日、修復作業に追われていました。

そろそろ時間になったので空港へ。

ススペからタクシーで10分。
近くて良いよね。

チェックインも済んで、
暫く空港で時間をつぶす。

フライト数も少ないから
閑散としている空港内。


一応、ショップもありました。


いよいよボーディングタイムです。

ここのところ欠航が続いていたそうで、
全員のお客さんを乗せるべく
ジャンボ機がやってきました。

珍しいことなのか、
CAもジャンボを撮影してた。

やっと帰れる…。
リゾートに来たのに、こんな感情は初めてだったな。

機内に乗り込みます。


3-4-3の座席なのだけど
一番後ろの方の2席になっている場所を指定。

こんなにスペースがありラッキーでした。


行きはモニターなんてなかったのに
帰りは快適。



3時間のフライトなので
離陸前から映画を見始める。

そして、快適なフライトで成田へ!

ありがとう、サイパン。
まだまだ復興まで時間がかかるかもだけど
頑張ってね。














ちょ、
ちょっと待った~っ!

これのどこが激動なのさっ!!!

と思ったあなた。

安心してください。
こっからですよ。

話は少しキュルキュルキュルと
巻き戻します。


2席の広い場所で
だいぶご機嫌だったマグネットらばーちゃん。

映画を見始めたのもホント。

でも事実はまだサイパン空港の
離陸していない機内
ずっと待たされていたのでした。

機長が
「今、ちょっとマシーンの点検してるから待っててね~!」
って15分に1回アナウンスする。

機体が下に引っ張られるように
ズシンズシンと今まで感じたことがないような上下運動。
これで飛んで大丈夫なのか?

ちょっと怖くなって、映画どころじゃない。
完全に上の空。(まだ地上だけど。爆)

そして1時間半ほど経ったでしょうか。
またまた機長がアナウンス登場!

「えっと。マシーントラブルをフィックスしたから
一回機体全体の電源を落として、リセットするね。
5分くらい暗くなるよ~」


と。

そこで私は
「あ、これ飛ばないな」
って確信してしまった。

今までリセットなんて聞いたことがない。
再起動はパソコンでいう、最終手段じゃないか。

その10分後に

案の定!

「ごめん。

直らなかったから、

みんな降りて」

ガーン( ̄◇ ̄;)
マジか。

一回、テンションが急上昇してたところから
ズドーンと落とされる。

だって、本当に帰りたかったんだもん。

ううっ。(ノД`)
帰れるのか?


どうなる~?

マグネットらばーー!!


本日のマグネットは
サイパンにあるI love Saipanショップのものです。



激動サイパン3泊4日旅、
3日目の旅行記、始まりますよ~。

さすがのマグネットらばーちゃんも
この計画停電には参ってた3日目。

でも次の朝6時にはサイパンを去るし、
最終日として一日楽しもう。
そう思った。

前日と同じような朝を過ごし、
9時にはサンパレスホテルを出発。

今日はワールドリゾートの隣の
カノアリゾートホテルへ。

ピンク丸の隣にある
Kanoa Resort Saipanって文字、
分かるかな?(丸は付いてない)

やっぱり炎天下の15分を頑張って歩く。

あと何回、この道を歩くんだろう…。

なんだかこの道も
少しずつ慣れてきた気がする。
(気がするだけで本当は辛い)

カノアビーチサイパンに到着です。


カメラはホテルに置いてきたので
ビーチの写真はありませんが、
カノア前には なんと戦車が沈んでいて
その周りにはお魚さんがたくさんいるのです。


2時間ほど、シュノーケリングと日光浴を楽しみました。


本当にたくさんのお魚さんを見たな。
もしかしたらグアムより綺麗かもしれないね。

ランチは
ワールドリゾートホテル前にある
日本食レストランへ。

OKADAYA(おかだや)さんです。

スパムにぎりをテイクアウトし
計画停電に合わせて、
正午にホテルに戻りました。

もう慣れたもの。

ちなみにこのスパムにぎりは
中にも昆布が入ってて美味しく頂きました。

停電する1分前にホテルを出て、
まさかのまたもや、ガラパンDFSへ。

もうここに来たくない
でも他に行くところがない・・・。

今日でDFSも3日目。

いつも同じ地元のメンツが占領してた。
停電になってから毎日いるのだそう。

大変だな~。
人のこと言えないけどね。

暫くすると私の周りは
託児所と化していました。w

旦那のペットボトルは持ってかれるわ、
ガンガン蹴られるわ、
私のオアシスはどこへ行っちゃったんだろう。w


そんな時、サイパンのご当地キャラ
サイパンダがやって来た!

ソファに居た子供たちが
みんなサイパンダにくぎ付け。

サイパンダがハーメルンの笛吹き男で
外に連れて行ってくれたら良いのに。

なんつて。

他の場所にもう1体いた。

着ぐるみ一匹制を時間コントロールしてるディズニーでは
考えられないね。

しばらくすると、コーラグミのキャラ
ハリボーもやって来た。

カメラ向けたらオドけるハリボー。
手首のとこ、肌が出てるけど。

何度も後ろを通り過ぎる2体の着ぐるみ。
すぐ飽きた。

ちなみにサイパンダのマグネットがありましたよ。

あんまり好みじゃないので
購入には至りませんでした。

1時間くらいDFSに居たでしょうか・・・。

すると、
デルタからの通知が!!
(DFSには無料Wi-Fiが飛んでいる)


『明日の早朝6時の便が
停電によりキャンセルされました。
同日16時半の便に振り替えました。』


だって。

やっぱりね。
この島中の停電具合を見てたら
朝6時発なんて絶対無理だろうな…って思ってたから
それも想定内。

朝6時より16時半発の方が体力的に楽なので
リスケジュールになることを
むしろ願ってたくらい。


●行き
20時発
↓↓↓
朝10時発

●帰り
朝6時発
↓↓↓
夕方16時

に変更。

結果、行きも帰りも一番高いエアに振り替えられた。

なんかちょっと得した気分Part2!!

次の日は早起きする必要がなくなったので
最後の最後に、1つくらい観光しようと
ハイアットホテル近くにある
アメリカンメモリアルパークへ向かう。

第2次世界大戦の犠牲者の追悼施設。

国立公園です。

実は
サイパン上陸は人生で2度目。
小学生の時に初海外で来た場所です。

当時、バンザイクリフとか慰霊碑とか見学したけれど
小さかったためか
ただただ怖かったという印象。

今ならちゃんと学べるかな?

…と思ったら、

やっぱりやってなかった!

仕方なく、フィエスタホテルのバーで
暫くのんびりすることにしました。

こういう時は決まってジントニック
なんでホテルのバーって白人だらけなんだろうね~。

最後のショッピングタイム~♪


お土産屋さん「I love Saipan」

この外観はまさに今日のマグネットのとこですね。

すごいね。
こんなの作ってるんだ。


入り口にはオバマさん。


どっかの番組で
バナナマンの2人が
このお店で洋服を買ってたのを見た。

サイパン島の中では
一番大きいお土産屋さんです。


カゴもI love Saipan!!


マグネットがたくさんあったので
ここで15分くらい時間を費やしました。

他にやることもなかったから
じっくり吟味できたって話。
私には幸せな時間だよ。

表ではダンスを踊ってる現地の方々。


誰も見てなくてかわいそうだった。



そういえば、いつかの昼間に
みんなで一生懸命練習してたね。

その後は
サンセットを見にビーチへ。


ああ。
サイパン旅行も終わるのだな…。


ヤドカリさん発見


生きてる?

ツンツンしたら動いたっ!
顔は中々かわいいですね。

遠くに見える船はアメリカ軍。

今回の台風の被害で
アメリカ軍がサイパン入りしました。
一日も早い復興を祈るばかり。

今日も無事に過ごすことができました。

今日の一日に感謝しよう。

またワールドリゾートホテルに無料シャトルで帰還。
そろそろ皆さんもこのキーワードに飽きましたよね

夕飯は初日に来たベトナム料理屋アゲインderu19

TRUONG'Sさんです。

ほぼ全員がオーダーしてた固焼きそばと、

パリパリ感が最高だったな。

シュリンプ揚げ。

ピリ辛がいい感じ。

この動きがパターン化してるね。

どちらも人気メニューで
また頂きたくなるほど美味しかったです。
欲を言えば、からしとお酢があったら完璧だったかも。w

いよいよ明日は帰国。

ほんとはね、
初日から
1日も早く帰国したかった。

夫婦で、
お互いのそんな思いを察知しつつ
言葉にはしないようにしてた。

とにかく・・・
私たちは次の日に帰れることがすごく嬉くて、
3日目で初めて
ちょっと安心した気持ちで眠りにつくことができたのだった。


本日はマリアナ諸島にあるマニャガハ島のマグネットです。



ココナッツの殻か何かで出来てるっぽい。
同デザインで「Saipan」文字バージョンも
よく見掛けましたね。

マニャガハ島と記載されているマグネットは
残念ながらこれだけでした。

さて、激動サイパン旅行記2日目です。

相変わらず計画停電中のサンパレスホテル。

朝は8時から停電が始まってしまうので
7時50分に起床し、
前日に買っておいたカップラーメンにお湯を注ぐ。

ホテル内には
もちろんコンビニなんてないし、
近くにショップもないから
朝食はスナックとか、カップラーメンで我慢です。

食べてる最中、
ひゅーん
と音を立てて、全ての電源が落ちる。

想定内。
だけど気分も一緒に落ちる。


おトイレをする時は
ゴミ箱をバケツ代わりにバスタブから水をくんで
タンクに注ぐ。


手洗い用は
ペットボトルに入れておいた水道水。

お水を溜めておく行為はとっさの判断だったけど
どれだけ助けられたことか…。w

じわじわと暑くなっていく室内で
どうにか涼しくなる方法を考える。

ま、窓もドアも開けっ放しにするって以外
ないんだけども・・・。

At 9:30 am


前日に予約してたマニャガハ島ツアーの
お迎えがやってきた。

予約したのはここね。


ガラパンはフィエスタホテル前のビーチにある、
サクラマリンスポーツ。

この旗が目印です。

通常、マニャガハ島へのツアーは
大体5千円~1万円と割高。

バジェットオーバーなので
行かない予定だったけど
サクラさんは…

・往復ホテル送迎
・マニャガハ島までの往復送迎
・シュノーケリンググッズレンタル
・ゴザ
・クーラーボックス
・ペットボトルの水、人数分

全て込みで
なんと1人20ドル!


そりゃ、いくっしょ。

そんな安くてやっていけるのか?
といらぬ心配をしてみたり…。

そうそう…。
フィエスタホテル前のビーチには
他にも似たようなツアー会社が居て
営業がしつこかったり、高かったりするから
注意してくださいね。


ちなみに、

高いツアーは立派なボートで行って
基本団体行動になるので
行きも帰りも時間がほぼ決まってる

一方、サクラさんは
全て自分の好きな時間にアレンジできちゃいます。

Sakuraは非常にオススメです。

さて、9時半ちょうどホテルにお迎えが来ました。
ホテル送迎サービスがあって良かった。
ワールドリゾートまで歩かなくて済んだよ。

ビーチからボートに乗り込みます。

小さいからか、
ガンガン波に揺れて
振り落とされそうになる。w

約10分ほどで到着するので
船酔いとかの心配はありません。

マニャガハ島が見えてきました。

パラセーリングが気持ちよさそうですねー。

島に上陸する際は、
入島料として5ドルを支払います。


ちなみに高いツアーに参加した場合、
料金に入島料が含まれてるパターンが多いそう。



桟橋をしばし歩くと看板が見えてきました。


イエローがイメージカラーなのかな?


ロゴがかわいいなハート

島内には一応一通りサービスが揃っていました。

ランチやディナーも食べられるし、

マリングッズのレンタルショップもあります。


レンタルショップは日本人だらけ。

島内のアナウンスも日本語率高し!


色々遊べますよー。


旦那はさっそくビールを。w

アサヒのパシフィックブルー。
ミクロネシア地区限定らしい。


私はもちろんショップでマグネット探しですよっ!w

先程紹介したマグネットを捕獲したお店。

SAIPANの看板。

顔ハメパネルは無かったな。

さー、さっそくビーチへ行きますよ。

見よ!この美しさを!!


水のクリーンさを!!


ミムチャン、
タケチャン、
スッゴク トウメイダヨ!

(分かる人だけ、分かればいい)

被災地やら計画停電とか、
すっかり忘れてた半日。

素敵な景色をご堪能くださいませ。





どの写真も素敵だったから、
全部載せちゃお。










コンクリートジャングルにお住いの皆さんに
ちょっとの癒しをお届けできたかな?

シュノーケリングをしばし楽しんだ後、
気分が現実に戻る。

そうだ!計画停電!!

昼は12時から14時までしか電気が通ってない。
13時にピックアップをお願いし、
13時半には、ホテルに戻りました。

なんとかシャワーを浴びることができた。w

もーー!スケジューリングが大変すぎる!
でも今のところはうまくいってるかな。

早々準備を整え、
今度は、地獄の炎天下を25分ほど歩き
タコベルへピットイン。


青丸から緑丸まで。

地図上では近く見えるかもしれないけど、
ほんとに25分くらい歩いたと思う。
(ピンク丸がワールドリゾート)

残念ながらタコベルは食材がないといわれ
KFCでラップをチョイス。

お腹がすいてたからか
美味しく感じました。

お腹を満たしたところで
ワールドリゾートホテルへ。
(緑丸からピンク丸)

この徒歩は本気で辛かった。

SPF80という最強の数字の日焼け止めをぬりぬりしても
完全に焼けました。

ワールドリゾートホテルに来て、
この後、どうするかって?

はい。
そうですね。

ここからDFS行きのバスに乗りますよ。


こちらはサイパンの地図。

この黒丸から赤丸に向かいます。
繰り返しますが、ガラパンは一番の繁華街。

私のオアシス、DFSに到着。


ここに来た理由は
エアコンがガンガンで
店内はキンキンに冷えてるからです。
(サンパレスホテルは現在停電中。)

台風の被害で観光地はクローズしてるし
他にやることなかったんだ。

ここで少しのんびりしよう…。

ところが、DFSは
どうやら私だけのオアシスではなかったようで
地元の、特に小さな子供がいる家族にとっても
同じく天国だったらしい。

2つだけしかないソファは
常に争奪戦が繰り広げられ
3人掛けに人がギューギュー詰め。



30分後くらい経って、私もやっと座れて
2時間ほど、このソファで爆睡しました。

それでも時間が余っちゃって
試食コーナーで
クッキー食べたり、コーヒーもらったりした。



ほんと、何やってんだか。笑

少し過ごしやすい気温になったので、
お買いものタイム。


手作り感いっぱいの看板。
ここにあるスーパーへ行きました。

ガラパンの中でも一番の繁華街にも行ってみる。


停電のため、ほとんどがクローズしてました。

頑張れ!サイパン!

なんとか19時まで時間をつぶすことができて
ディナータイムに突入!

カントリーハウスというステーキ屋さんです。

店内は観光客だらけ。

オープンしているお店が限られているので
仕方ないよね。


イカのフライ。


そしてステーキを2人でシェア。



限られた環境の中なので
いつもより美味しくいただけたかも。

そしてまたDFSに戻り、
シャトルバスでワールドリゾートホテルへ。
ワールドから泊まっているサンパレスまで
真っ暗闇をまたまたまた15分歩いてホテルに到着。

今回は時間の計算がうまくいき
22時ぴったりに戻れたから
到着と同時に電気が点きました。

ロビーには誰もいなかった。

なんだかちょっぴり寂しい気持ち。
2日目もサバイブに成功。

お疲れ、自分!


本日のマグネットはサイパンのものです。



今回のサイパン旅行記は
ぷっちん史上、超大作になると思います。w

全話長め時々重め…なので、
ポップな気分で読みたい方は
ここで閉じてね。
--------------------

今年のお盆休みの旅行はサイパンに決定キラキラ

エアがちょっと高かったので
ホテルは3泊で2万という激安を予約し、
あとはケチケチ生活で乗り切ることにして

指折り数えて出発日を待ってました。

ところが・・・。

8月2日深夜から3日未明にかけて
サイパンに直撃した台風13号の影響で
サイパンは一夜にして被災地に…。


オバマ大統領が大規模災害宣言の発令を出したほどで
島全体のライフラインが全て止まり
かなりの非常事態。

こんな時に行っても良いのかな?

観光なんて不謹慎なのでは?

散々悩んだ挙句、現地の方の
「こんな時だからこそ来て下さい」
というメッセージを見て

よし、行こう!

と決意したのでした。

しばらくするとデルタ航空から
夜便は停電の関係で欠航になったので
その日の朝便に振り替えられたとの連絡が来ましたダッシュ

20時55分発のエアが同日、朝の9時55分発に前倒し。
到着の当日も観光ができることになり、ちょっと得した気分

問題はね、宿泊先なんだ。
調べたところ、大きいホテルは自家発電しているので
通電してるって。

私たちは3泊で2万のとても小さなホテル。
大丈夫かな?

心配になって、予約したホテルに
メールして電話もしたけれど
一向につながらず、返答はなし。

藁をもすがる気持ちで
マリアナ政府観光局に問い合わせると
5日後に返答が!

dfd76e13.jpg

わざわざ現地のホテルまで
出向いて確認してくださったのです。

ただでさえ、大変な時なのにううっ...
マリアナ政府観光局の皆様に
随分と手間を掛けてしまいました。


けど、そのおかげで
ホテルはオープンしていると分かったわけで…。
感謝キラキラですね。


出発時間が早まったということで、
成田に前泊しました。



メルキュールホテル成田。
一人3400円だったかな。


中々快適キラキラ

次の朝、早起きして成田へGo~。

台風の影響は大丈夫そう。


無事にチェックインを済ませて搭乗しました。


全てが順調です。



しっかし、
デルタの機内食はすごくショボイね。


3時間ちょっとの快適フライトで
あっという間にサイパンに到着しました。


グアムだったら1時間程度待たされるイミグレーションも
まさかの5分で入国!



すでに荷物も周ってて
サイパンいいじゃん!
なんて呑気に言ってた。

この時の私たちはまだ
これから未来に起こることを
知る由もありませんでした


早速タクシーでホテルへ向かいます。
(空港からホテルのあるススペという街は
大体15ドル~20ドル。)

今回の宿泊施設は、ホテルというよりはモーテルっぽい
『サンパレスホテル』です。

3泊2万円。
何度も言うけど激安!!


ホテル紹介はぷっちんの山場だね。
ってことで、
室内に入ってみましょう。


中々広いです。


大きめのベッドですね。

こちらはバスルーム。

歯ブラシも毎日新品にしてくれたし、
1人3,000円なら良いのではないでしょうか。

今回の台風の影響はというと、

自家発電があって、電気は通っていたけれど
政府観光局からのメールの通り、計画停電がありました。


通電している時間は、
朝6時~8時
昼12時~14時
夜22時~深夜3時


この時間以外は
電気のみならずお水も出ません。
もちろんエアコンは止まるし、
おトイレも流せない。


通電している間に
速攻でバスタブにお水を溜めておきます。

ペットボトルにも水道水を入れて
手洗い用に保管。

それはそれは
不便で仕方なかったのですが
島民の人たちは
計画停電どころか
もう何日もライフラインは断たれている状態。
お水も電気もガスも
全く無しの状況で暮らしています。

みんなもっと苦労してるんだから
不満なんてもちろん言えません。
宿泊させてもらえるだけでもありがたい。


停電の時間帯は室内はサウナのように暑いので
サイパンの一番の繁華街である
ガラパンへ避難します。

まずは、サンパレスホテルから
別のホテルまで徒歩で移動です。
炎天下の中、15分歩く。かなりキツい。

だけど被災地となった今、
レンタカーは厳しいので歩くしかないかお
汗だくになりながら、なんとか前に進む。

その間の道すがら、
倒れた木や電線が目に飛び込んできて
どれだけ台風の被害がヒドかったか分かりました。






根っこから引きちぎられている樹木。


落ちたヤシの実。


やっと、ワールドリゾートホテルに到着。

サンパレスホテルとは全然違う
立派なホテルですね~。

実はこのホテルから、
繁華街のガラパンにあるDFSまで
無料シャトルバスが走っています。

1時間に1本だけど貧乏夫婦にはありがたいサービス。

ちなみに、大型ホテルに宿泊している方は
DFSまで無料でタクシーを出してくれるそうですよ。

約10分程度でDFSへ。

少し中で涼んでから、
今度はフィエスタホテルに向かいます。
忙し~い!

フィエスタホテル前のビーチにある会社に
マニャガハ島ツアーの予約にし行くため。

ここのSakuraというツアー会社。

マニャガハ島とは
北マリアナ諸島にある無人島で、
日本人の観光客はほぼ行くところ。

色々と調べた結果、
こちらのSakuraで予約するのが
一番安くて便利だということでした。

その詳細は明日のブログで書くとして…。

無事に予約も完了し、
街をちょこっと散策した後、
またシャトルバスに乗って、例のワールドリゾートホテルに戻ります。

今後、このホテルはキーワードになるので
頭にインプットしておいてください。w

ホテルに到着すると、
サンセットがあまりにきれいで
ここが被災地だって信じられなかったな。


World Peace!!


ぼちぼち夕飯の時間になったので
ワールドリゾートホテル横にある
ベトナム料理屋さんへ。

Truong's
ここ、かなりの人気店。

あげ春巻きの評価が高いです。

野菜に巻いて食べたら
本当においしかったな。

あとはパッタイをオーダー。


こちらも美味でした。

お腹もいっぱいになったところで、
サンパレスホテルまでの道を戻ります。

ご存じのとおり
島中が停電しているから、
街灯もお店の明かりもない
まっくらな道をひたすら歩く・・・。

ちょっとだけ辛かった。
あと2泊、こんな感じで
炎天下の中と明かり一つ無い道を
何度も往復しなきゃいけないんだって思ったら…。


島の人たちの暮らしに比べたら
こんなの屁でもないよね、分かってる。
でもなんだろね。
気分が沈んでたんだ。


真っ暗な道を、切れた電線に気を付けながら
ずっと下向いてとぼとぼと歩いてたわけだけど、
急に旦那が

「ねー!!上見て!!」

と。

見上げると満点の星空。
プラネタリウムばりの星数だった。

何かを失うと、何かを得るってホントだね。
停電してなかったら見えなかった景色。
下ばっかり見てたら気付かなかったこと。

iPhoneを懐中電灯にして、なんとかホテルに到着すると
22時前でまだ電気は点いてない。

ロビーには
ろうそくの明かりでカードゲームをしているフィリピン人、
横になってる韓国人、そして
陽気に歌うホテルスタッフが。

なんだろ、この空気感。

なんくるないさー。

そんな感じ。

日本人はこういう時、
すっごく精神的に弱くなるよね。

私もすぐ凹んじゃう一人。
計画停電だけでも、帰国したいって思っちゃった。

炎天下と暗闇を歩いて被害者ぶってたかもな。


でもサイパンの人たちはなぜかみんな笑ってた。

環境が改善されるのを待つような
他力本願だけではなく
その時の環境や状況に自分を合わせていくのがとても上手。
こんな時に歌なんて歌える?

ほんとだったら歌えないよね?すごいことだよね?


日本人にはちょっと難しいことだけど
見習ねば…と思ったな。


暫くロビーにいるスタッフやゲストと談笑。
停電じゃなかったら絶対しなかったことで…。
こういう状況だからこそ、
人の強さや、つながりやあたたかさを感じることができる。


そして
22時に電源オーーーーン!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


その時の全員の喜びようってばない。

みんなハイタッチしながら
それぞれ、自分の部屋に帰っていった。


私たちも、次の停電に備えて速攻お風呂に入り就寝。
こんな感じで1日目はなんとか終了しました。


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